ヒドロキシルラジカル消去活性が
約6倍‼
旨味も強いアスパラガス
#アスパラガス 生産者Story|北海道夕張郡栗山町|
- 特別栽培
- 栄養周期栽培
うちのアスパラは、鮮やかな緑色。
食べておいしい、元気が出るのは【抗酸化力】が高いから。

みんなを幸せにするアスパラを作りたいと願う
島田さん
うちのアスパラガスは、鮮やかな緑色っていうんでしょうかね。
食べておいしい、食べたら元気が出て寝たきりの人が起き上がれるようになったと聞いています。
栄養分の分析をお願いしたら、かなり抗酸化力が高いアスパラだということがわかりました。ヒドロキシルラジカル消去活性が一般のアスパラガスと比較して約5.9倍です。
体内で発生する非常に強力な酸化物質である「ヒドロキシルラジカル」物質を、無害な物質に変える能力。
「おいしい」って言ってもらったり、
「健康に良い」って言ってもらうと励みになりますね。
アスパラは、野菜では珍しい多年草です。
アスパラの寿命は、うちでは最高で20年です。化成肥料主体で作っちゃうと、どうしてもそこまでは行かないかなと思います。
来年のために、太陽の光をいっぱい浴びて、
炭水化物を根まで降ろして養分を貯めています。

アスパラの背が高いのは、来年のために、葉っぱが太陽の光をいっぱい浴びて光合成をしているからです。
光合成で炭水化物を作り、それを根っこまで降ろして養分を貯蔵しています。
5月頃収穫して、今は初夏。アスパラ自身がその仕事をしてくれているんですよ。
太陽の光と水はアスパラ栽培に欠かせない要素ですね。

特別栽培で、できるだけ農薬は少なく
化成肥料も、最小限にして栽培しています。
特別栽培で創意工夫して、土の環境がどんどん良くなるっています。
土作りでの工夫は、いい堆肥を選ぶこと。なるたけ完熟した堆肥を厳選しています。
未熟だとアンモニアっていうのかな、ガスが出て、それでアスパラの根っこがやられるので、できるだけいい堆肥を選んでアスパラに供給しています。
うちの畑は、光合成細菌、納豆菌、酵素菌…いろんな菌が生きている。
微生物の働きで土を柔らかくしていると思います。
だから微生物には、完熟した堆肥をちゃんと餌をあげていますよ。カニ殻は、放線菌のエサになりますし、そうすると微生物が働いて土を柔らかくしてくれます。
うちの畑には、いろんな微生物がいると思います。光合成細菌、納豆菌、酵素菌などいろんな菌が生きています。

慣行栽培だったら、おいしいアスパラはできなかった。
手間暇かけても、お客さんが美味しいって笑顔になる野菜を作りたい。
多くの農家では、収穫量が上がるので窒素肥料を多く使います。
すると、味が落ちる。
もう他界されましたが、愛知県渥美半島の小川さんから、作物は窒素肥料で育てるのではなく代謝エネルギーの獲得を先に考えて栽培したらいいと教えてもらった。ATPという物質が作物の合成と分解、エネルギー移動に関与しています。
窒素肥料が野菜の中にあるATPを無駄に使ってしまい、本来作物にしなければいけない対処に使われなくなることも問題です。
生産者仲間、みんなそうですけど、『食べて家庭が明るくなる、感動が伝わるような野菜を作りたい』っていうのはすごく強くありますよね。

食を通して多くの人を幸せにしたい。
この歳になって、まだやらなきゃいけないことがある。
私も高齢者の歳になってますが、食を通して多くの人を幸せにしたいと思います。だからこの歳になって、もっとやらなきゃいけないことあるんじゃないかなと思ってます。
高齢者率が今年30%ぐらいになると予想されています。定年後にも働いていただける場も作っていきたいなと思っています。
新鮮なものほど甘味たっぷり、ぽりぽりっと歯ごたえも抜群です。アスパラガスから発見された成分アスパラギン酸が豊富で、うま味とコクのある野菜です。
栄養 | カロテンやビタミンC、E、B群が多い緑黄色野菜です。 新陳代謝を促進するアスパラギン酸 |

穂先に含まれるルチンは、毛細血管を丈夫にする働きがあり、間接的に血圧を下げる効果があるとされています。
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