抗酸化力の高い
一重項酸素消去活性1.5倍の玉葱
#玉葱 生産者Story|北海道夕張郡栗山町|
- 微生物活用による特別栽培
家族みんなで愛情込めて作っている。
布袋尊のような笑顔がたえない
吉田さん
「栄養価が高いという測定結果もでたけど、玉葱に愛情がプラスされているからね。」と笑顔で話す吉田さん。
吉田さんの親御さんが玉葱を作り始めてから60年以上経つタマネギ畑。
その頃の品種は、在来種札幌黄が主流でF1ではなく、手作業で植えて収穫して、病気に弱いし、形もそろいづらく苦労していたのを見ていたそう。
そうやって親から私へ、今は息子も一緒に玉ねぎを作っています。
機械化したので、家族労働でできます。家族みんなで、愛情込めて作っています。
一番大事なのは土作り。
微生物相手なので、目に見えない技術が多い。試行錯誤です。
やっぱり根本的、一番大事なのは土作りで、堆肥を自前で作って、さらにいろんな資材を使って土作りをています。
玉ねぎは連作障害が比較的出にくい野菜と言われていますが、質や収穫量が落ちるのを避けるため連作をしない農家もあります。
うちはずっと毎年、玉葱の連作、玉葱を作り続けても、美味しい玉ねぎが収穫できている。
基本は、土作り。
こだわり野菜を使った大手ハンバーガーショップに卸していますが、担当者の方も食べた方も喜んでくれているから、うちの家族の喜びにもなって、いいものが作れているとも思っています。
活性酸素を分解してくれる玉ねぎ。
同品種と比較して一重項酸素消去活性値が約1.5倍と高い。
調べてもらったら「栄養価が高いねぇ」って。
先輩や他の地域で成功した栽培法を積極的に聞きに行ったり、今までの技術や知識を駆使してやっています。
それが、測定結果に出ているのかなと。
料理のジャンルを問わず使用される玉ねぎの自給率は約80%と言われているけど、やはり将来を思うと自給率は上げないいけないと思っています。
生産者はもちろんだけど、消費者の方にも日本の玉ねぎを選んでいただけるように、「美味しくて、栄養価の高い」も大切だし、収穫量も大切だと思って取り組んでいます。
今年もいい味になっている。
雨が降らず気をもんでいた時期もあったけど、収穫量も、まあまあだね。
最近の夏は、北海道も暑くなって、今年は雨が降らずに空ばかり眺めていた。
ひと玉100円くらいになって、高くて申し訳ないなとも思っていた。
北海道にちゃんと潤沢に雨が降って、玉ねぎが太ってくれると価格が安定します。
これは、この前の風で一気に倒れてしまったけど、倒れているけど「生命力」が違うからね。
このまま半月ぐらい畑で成長させて、最後はそれ以上成長しないように根切りをして、収穫に向けて品質がいい玉ねぎに仕上げているところです。
収穫後は、堆肥作り、土作り。
畜産農家から牛の堆きゅう肥、麦の生産者からの麦わらを仕入れて、何回も切り返しています。
この辺は土地質が重たい粘土地なので、入れてやると土はどんどん改善されていきます。
生で食べても煮ても炒めてもおいしいなって思える玉ねぎ。
微生物を活用した農法で作っている玉ねぎは、日持ちもします。良い土からの、自然のパワーが詰まっているんだろうね。
農業を通して日本を支えたい。
自給率が低いと、有事のとき国民が困る。65歳だけどまだ10年は頑張るよ。
北海道は、昔から日本人の食を支えてきたという自負もあります。
息子が継いでくれているけど、少人数でもできるように機械化したりすると投資も大きいから、安定した収穫が経済的にも安定する道。
だから頑張らなくちゃね。まだまだやれるよ。
10年後には、75歳か。
その頃は、完全に息子にバトンタッチしているかもしれないけれど、志を継いでいってほしいね。
いや、もう継いでいってくれているな。
疲労回復、鎮静、不眠症改善、食欲増進、便秘予防、動脈硬化予防など毎日の食卓に欠かせない野菜です。
栄養 | ビタミンやカルシウム、鉄といったミネラル類、食物繊維を含む野菜です。 |
タマネギを切ると涙が出るのは、タマネギに含まれる「硫化アリル」が目に入り、神経を刺激するためです。これにより、目が涙を出して異物を流そうとします。また、硫化アリルには血液をサラサラにする効果もあります‼
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