ほくほくして甘い
坊っちゃんかぼちゃ
#坊っちゃんかぼちゃ 生産者Story|北海道夕張郡栗山町|
- 特別栽培
- 有機栽培
特別栽培はいいことしかない。土にも野菜にも、食べる人にもいい。かぼちゃそのものの味がするよ。
手間暇かけておいしい野菜をつくる
山崎さん
北海道夕張郡栗山町は、道央の南西部に位置する内陸の町。この地に生まれ育った山崎さんが農業の道に入ったのは8年前。大学卒業後は、家業を継ぐことしか考えていなかったそうです。
坊ちゃんかぼちゃの栽培は、10年以上手掛けていた父親から引き継いで、2年目。
小さな実に栄養と旨味がぎゅっと凝縮されている坊ちゃんかぼちゃ。化学肥料や農薬には頼らない、有機農業で使っていい農薬だけを使って栽培されている山崎さんをご紹介します。
親父から特別栽培の農法を引き継ぎ、有機栽培に利用できる農薬のみを散布して生産しています。
化学肥料や農薬には頼らない、有機農業で使っていい農薬だけを使って作っています。
特別栽培で苦労することは、使用できる農薬の種類と回数が限られること。美味しくって栄養価の高い野菜を作る、と決めたのですから手は抜けません。
かぼちゃは、うどんこ病に罹りやすいので、そこをどう防ぐか。
経営者になって2年目から、毎年、毎年試行錯誤して考えています。人間も一緒ですが、「早期発見」が大事ですね。そのため、まめに見回って見守っています。
病気のサインが出ていたら補助してあげる。
手間だとは思っていない。当たり前だと思っている。
病気が出たら、ほかのかぼちゃに広がらないように抑えることが大事です。
常にいい薬がないか、自分でも探していますし、農業の先輩方とも情報交換して勉強しています。菌資材も有効なのかと思っています。
僕が一番好きな食べ方は、まるごとかぼちゃのグラタン。
うちの坊っちゃんかぼちゃは、ホクホクして甘くて、美味しいんですよ。かぼちゃ、本来の味がします。
5月上中旬に植えて、収穫するのは8月のお盆前くらいから徐々にですね。3人で収穫します。
今年のかぼちゃは、春先の天候が順調だったし、味がよく乗るように期待しています。
あと1ヶ月くらいで収穫です。大きさはこれくらいですが成熟してくるのを待ちます。
農業は天候の不確実性によってさまざまな影響を受けます。
でもうまくいかないことを天候のせいにはしたくない。
農業は、自然の影響をもろに受けます。
人間の力ではどうにもならない自然の力に対して、どのように対応していいくか。よりよい野菜を作るために、どうするかを毎年考えています。
昨年は冬は霜にやられ、夏は猛暑で干ばつ傾向でしたが、
味はよく乗った。
「坊っちゃんかぼちゃ」って、栗かぼちゃに比べて美味しくって栄養価が高いんだよと知ってもらえるように、もっと「質」も「生産量」もあげて日本中の人に届けていきたいと思っています。
「坊っちゃんかぼちゃ」は、西洋かぼちゃの一種で、手のひらサイズのミニカボチャです。
皮は濃い緑色で、果肉は鮮やかなオレンジ色をしており、やや扁平な形をしています。
1個の重さは約500g。肉質は強~い粉質(ホクホク系)で、甘みが強く、栗のようにホクホクとして、美味しいのが特徴です。
(一般的な栗かぼちゃに比べて) | 西洋かぼちゃの栄養素たんぱく質:1.2倍 糖質:2.1倍 βカロテン:5.6倍 |
「坊っちゃんかぼちゃ」は、一般的な栗かぼちゃに比べ栄養価が高く、小さな実に栄養がぎゅっと凝縮されています。
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